Outside

Something is better than nothing.

『アラジン』(2019年)

アラジン (オリジナル・サウンドトラック / 日本語版) アーティスト: ヴァリアス・アーティスト 出版社/メーカー: Walt Disney Records 発売日: 2019/06/05 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログを見る ガイ・リッチーの『アラジン』を観る。 ウ…

『ザ・ベビーシッター』(2017年)

マックGの『ザ・ベビーシッター』を観る。Netflix映画。 ジュダ・ルイス演じるコール・ジョンソンはその慎重な性格が災いしてなのか、年齢の割には落ち着いているのか、それはともかくとして同級生たちに馬鹿にされ、虐められていた。サマラ・ウィーヴィング…

『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019年)

ジョン・リー・ハンコックの『ザ・テキサス・レンジャーズ』を観る。Netflix映画。 刑務場から囚人たちが脱獄する。近くに一台のフォードが停められているが、そこには男女のカップルが乗っている。女がマシンガンを刑務官らに向かって乱射し、囚人たちは車…

『セレニティー:平穏の海』(2019年)

スティーヴン・ナイトの『セレニティー:平穏の海』を観る。Netflix映画。 マシュー・マコノヒー演じるベイカー・ディルはプリマス島という島でジャスティスと名づけたマグロを追い求めていたが、ある日、彼の前にアン・ハサウェイ演じる元妻カレンが現れる…

『キングダム』(2019年)

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 原泰久 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/06/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る 佐藤信介の『キングダム』を観る。 時は古代中国、戦国時代。戦乱の世の中にあって、西の…

『ウィンストン・チャーチル』(2017年)

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 (字幕版) 発売日: 2018/07/20 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る ジョー・ライトの『ウィンストン・チャーチル』を観る。 ゲイリー・オールドマン演じるウィンストン・チャーチルは政…

『名探偵コナン 紺青の拳』(2019年)

名探偵コナン 紺青の拳 (小学館ジュニア文庫 あ 2-36) 作者: 水稀しま,青山剛昌,大倉崇裕 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/04/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 永岡智佳の『名探偵コナン 紺青の拳』を観る。 シンガポールのマリーナベ…

ある区切りの中で

ある区切りが訪れることについて、私個人としてはさほどの興味を払っていなかったのだが、さすがに十連休ともなると世間も暇なのかどうなのか、柄にもなく「新元号」とその時代の訪れまたは前時代の終焉を言祝ぐことになるので、ややもすると辟易するのだが…

『ザ・サイレンス』(2019年)

ジョン・R・レオネッティの『ザ・サイレンス』を観る。Netflix映画。 スタンリー・トゥッチ演じるヒューは、ミランダ・オットー演じる妻ケリー、キーナン・シプカ演じるアリーと、カイル・ハリソン・ブライトコフ演じる息子ジュード、ケイト・トロッター演じ…

頭頂部の景色

特に意識したことはなかったのだが、人の頭頂部を見るときに、ふと彼か彼女かを前面から見るときと異なった印象を持つ、ということに気づいた。すべてが当てはまるわけではないし、好きこのんで他人の頭頂部を見るということはないのだけれども、ときおり電…

コンディションの恒常性

たぶん誰にでも訪れるであろう代物ではあるのだろうが、三十歳になってから周囲との関係性や、二十代ならば抱きうるものだった熱情がすっかり失われてしまって、体の奥底にある熾火のような、熱はあるものの、けれどもどこか距離があるような、そういう状態…

『運び屋』(2018年)

『運び屋』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ) 出版社/メーカー: ムビチケ メディア: Video Game この商品を含むブログを見る クリント・イーストウッドの『運び屋』を観る。 クリント・イーストウッド演じる九十歳のアール・ストーンはデイリリ…

『グリーンブック』(2018年)

グリーンブック~オリジナル・サウンドトラック アーティスト: サントラ,ジーン・オースティン,ナサニエル・シルクレット,ジェラルド・ヒューイ・ラムゼイ,ジョニー・メイ・マシューズ 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン 発売日: 2019/02/27 …

『バスターのバラード』(2018年)

コーエン兄弟の『バスターのバラード』を観る。Netflix映画。 全編は6つのオムニバスとなっており、「バスターのバラード」はティム・ブレイク・ネルソン演じるカウボーイのバスターが若いカウボーイに敗れる話、「アルゴドネス付近」はジェームズ・フランコ…

『ビハインド・ザ・カーブ』(2018年)

ダニエル・J・クラークの『ビハインド・ザ・カーブ』を観る。Netflixオリジナルドキュメンタリーで、副題は「地球平面説」。 「地球は平らである」という説を信じ、また「科学的な検証」も行うフラット・アーサーズたちの活動を追ったドキュメンタリーで、同…

『スイス・アーミー・マン』(2016年)

スイス・アーミー・マン(字幕版) 発売日: 2018/02/21 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (2件) を見る ダニエル・シャイナーとダニエル・クワンの『スイス・アーミー・マン』を観る。 無人島に漂着したポール・ダノ演じるハンク・トンプソンは絶望…

VivoBook E302NAにChromium OSを導入してみた

(以下の文章は雑感です。推奨しているわけではなく、またChromium OSの導入は自己責任でお願いします) 以前に下記記事で紹介したVivobook E203NAだけれども、さメモリが4GBあるものの、すがにCPUがCeleronであったので非力さが否めず、つい最近iPad Pro 11…

『ランペイジ』(2018年)

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版) 発売日: 2018/07/20 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る ブラッド・ペイトンの『ランペイジ』を観る。 エナジン社はゲノム編集による動物の巨大化を目論み、その軍事転用をもってして利益を上げようと、地球上…

『ファースト・マン』(2018年)

ファースト・マン 上: 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生 (河出文庫) 作者: ジェイムズ・R.ハンセン,James R. Hansen,日暮雅通,水谷淳 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/01/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る …

『新感染』(2016年)

新感染 ファイナル・エクスプレス(字幕版) 発売日: 2018/01/01 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (1件) を見る ヨン・サンホの『新感染』を観る。 コン・ユ演じるソグは証券会社のファンドマネージャーとして辣腕を振るっていたが、家庭環境は崩…

数字は嘘をつかない式の読解

とても嫌いというわけではないのだが、私は数学についてはあまり得意ではない――というのは大学は文学部であったし、逆算すると高校二年生くらいから文系の授業を受けることになっていたので、数学についてはややおざなりな傾向があったように思う。とはいえ…

『スプリット』(2016年)

スプリット (字幕版) 発売日: 2017/07/20 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る シャマランの『スプリット』を観る。 アニャ・テイラー=ジョイ演じるケイシー・クックは父親を亡くし叔父に引き取られたものの虐待を受け、そのことがきっかけな…

作ること?

有給休暇なるものを取得した一日、というのは、仕事というものがのっぴきならないものとして存在する平日の中で、すっぽりと空いた穴のような、あるいは航空中に遭遇するエアポケットのような、そういった代物である。で、金曜日の今日、どこか仕事のリズム…

『ゴーストシップ』(2003年)

ゴーストシップ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る スティーヴ・ベックの『ゴーストシップ』を観る。 冒頭、豪華客船アントニア・グラーザ号の乗客たちはデッキで踊っている最中にワイヤーが通過し、一気呵成に…

『イントゥ・ザ・ストーム』(2014年)

イントゥ・ザ・ストーム(字幕版) 発売日: 2014/12/23 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る スティーヴン・クォーレの『イントゥ・ザ・ストーム』を観る。 ストームチェイサーのチーム「タイタス」のメンバーは、巨大な竜巻を追い求め、サラ・ウ…

『バード・ボックス』(2018年)

スサンネ・ビアの『バード・ボックス』を観る。Netflix映画。 サンドラ・ブロック演じるマロリーは幼い子どもふたりとともに川下りに挑む――目隠しをして。どうして彼女がこのような状態になったか。それは五年前に遡る。五年前、彼女は妹とともに病院を訪れ…

『湿地』(2006年)

湿地(字幕版) 発売日: 2018/11/01 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る バルタザール・コルマウクルの『湿地』を観る。 ある独身男性が殺される。刑事は単純な殺人事件だと思っていたが、背後には遺伝性の脳腫瘍という病気があり、その男性は…

12月の振り返り(Stairway 12)

情報の取得とその整理について、何か明瞭な方針や確定的な方法論があるというわけではなく、最終的に自分自身のライフスタイルに合致したものを見つけていくしかないのだ、ということになるのだが、それを今年はさらにアウトプットしていくのだ、というとこ…

愛に適した日々

総括すべき物事があるのかと言えば、日々、由無し事によって濁流に飲み込まれるように自分自身の存立を脅かされ、まさに「私」というものがだんだんと他者の領域にまで追いやられている気がするのだし、例えば山崎ナオコーラが「慧眼」(男と点と線 (新潮文…

映画を観なかった日々について

一年間という時間を考えたときに、そこに映画が含まれる時間というのはごく僅かなのだろうか、ということを考える。例えば1本120分の映画を百本観たとして、それでも12,000分という時間にしかならない。この時間はどういう時間かと言えば、おおよそ8日間とい…