Outside

Something is better than nothing.

『ゴーストシップ』(2003年)

ゴーストシップ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る スティーヴ・ベックの『ゴーストシップ』を観る。 冒頭、豪華客船アントニア・グラーザ号の乗客たちはデッキで踊っている最中にワイヤーが通過し、一気呵成に…

『イントゥ・ザ・ストーム』(2014年)

イントゥ・ザ・ストーム(字幕版) 発売日: 2014/12/23 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る スティーヴン・クォーレの『イントゥ・ザ・ストーム』を観る。 ストームチェイサーのチーム「タイタス」のメンバーは、巨大な竜巻を追い求め、サラ・ウ…

『バード・ボックス』(2018年)

スサンネ・ビアの『バード・ボックス』を観る。Netflix映画。 サンドラ・ブロック演じるマロリーは幼い子どもふたりとともに川下りに挑む――目隠しをして。どうして彼女がこのような状態になったか。それは五年前に遡る。五年前、彼女は妹とともに病院を訪れ…

『湿地』(2006年)

湿地(字幕版) 発売日: 2018/11/01 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る バルタザール・コルマウクルの『湿地』を観る。 ある独身男性が殺される。刑事は単純な殺人事件だと思っていたが、背後には遺伝性の脳腫瘍という病気があり、その男性は…

12月の振り返り(Stairway 12)

情報の取得とその整理について、何か明瞭な方針や確定的な方法論があるというわけではなく、最終的に自分自身のライフスタイルに合致したものを見つけていくしかないのだ、ということになるのだが、それを今年はさらにアウトプットしていくのだ、というとこ…

愛に適した日々

総括すべき物事があるのかと言えば、日々、由無し事によって濁流に飲み込まれるように自分自身の存立を脅かされ、まさに「私」というものがだんだんと他者の領域にまで追いやられている気がするのだし、例えば山崎ナオコーラが「慧眼」(男と点と線 (新潮文…

映画を観なかった日々について

一年間という時間を考えたときに、そこに映画が含まれる時間というのはごく僅かなのだろうか、ということを考える。例えば1本120分の映画を百本観たとして、それでも12,000分という時間にしかならない。この時間はどういう時間かと言えば、おおよそ8日間とい…

犬の環世界

昔、大学の講義の中で、別に生物について扱っているわけでもなかったのだけれども、やや唐突に、教授の思索の赴くままだったのでそういうこともよくあったのだけれども、ユクスキュルの『生物から見た世界』について触れたことがあって、その講義の後、書店…

11月の振り返り(Stairway 11)

いろいろと新しいことや、以前から温めていたが着手できなかったことが眼前に迫ることになってきたものの、かといってそういった物事について、どうすることもできないまま、ただ濁流に呑み込まれるようにして今に至るというような案配であるのだが、そうい…

冬の酒

冬よりも夏、夏よりも冬ということをそれぞれの季節に思うことになっていて、そう思わずにはいられないのは目先にある気温の暑い、寒いといった動物的な反応ということになるのだけれど、大体にして私は(あるいは私たちは?)目先の季節を愛でつつも嫌悪す…

一合炊きの感覚

一人暮らしを始めたときに、当然というような必要に駆られて私は炊飯器を買ったのだけれども、それは最大で三合程度まで炊くことができる代物で、その最大量は「も」がつくべきなのか、「しか」がつくべきなのか、私には判断がつかないのだけれども、初めて…

10月の振り返り(Stairway 10)

早いものでもう11月になろうとしている――と書こうとして、これはあくまで定型文なので、ほとんど何も考えずに打ち込んでいこうとしたのだが、しかし季節の巡りというものは常に早いものであるような気がしていて、それは単に時間の流れがそういうものなのか…

重なりあって、続いていく

いつの間にか生まれてから三十年もの時間が経ってしまい、その三十年の半分は、つまり高校生とかそのくらいの年齢になるわけで、そういう時代の自分の存在について、つらつらとよしなしごとを考えていると、時間のあまりの茫漠さについて、途方もない感じを…

編集の効果

フィンチャーの『ファイト・クラブ』の中で、ブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデンは完成されたフィルムの一コマ、意図されざる一瞬の中に、男性器を挿入することで資本主義社会における反抗を試みるわけなのだが、単純化して言えば、これはあらかじめ…

9月の振り返り(Stairway 9)

きわめて個人的なことであるが、先般、記したとおり9月という月には何か呪われたものがあるとしか思えない、そういった気分の落ち込みがあるので、この月において酒量は増え、特に理由もなくペソアを読み返しては、世界というのは無神経な連中のものなのだと…

九月病のリズム

秋口になると不思議なもので、私は「九月病」と勝手に呼んでいる気分の落ち込みに見舞われる。これは1週間とかそこらで終わるようなものではなく、ほとんど1ヶ月近く続くもので、その期間中には普段は酒が好きなのにめっきり飲まなくなったり、仲良かった人…

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年

ミッション:インポッシブル/フォールアウト【DVD化お知らせメール】 [Blu-ray] メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (1件) を見る クリストファー・マッカリーの『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を観る。 トム・クルーズ演じるイーサン・ハ…

『カメラを止めるな!』(2018年)

カメラを止めるな! 【DVD化お知らせメール】 [Blu-ray] メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (1件) を見る 上田慎一郎の『カメラを止めるな!』を観る。 ゾンビ映画の撮影中に、各々のキャストが濱津隆之演じる監督の日暮隆之による執拗なまでのこだわり…

8月の振り返り(Stairway 8)

8月はとにかく天災が多かった。私の方はと言えば、異動につぐ異動によって、自分がいったい何をやっているのか分からなくなってしまった現在ではあるのだが、仕事自体は山積しており、非効率的な部分が多く、ほとんどゼロベースで(無駄なデータの蓄積のみあ…

なおのこといくつか

小説を書き始めたときに、多少なりとも羞恥心があるのであれば――しかし小説を書き、なおかつ発表することそのものに羞恥心の欠如がなければ成立しないような何かがあるのかもしれないという大前提は置くとして――アマチュアの小説書きにとって後書きや自作解…

7月の振り返り(Stairway 7)

7月の振り返りということで、とりもなおさず言うべきことは連日の酷暑だろう。7月の平均気温は28.3℃ということで、高温が続いた。さらに言えば、西日本を襲った連日の雨による災害が月の前半にあり、後半は高温による熱中症が取り沙汰された。 www.nikkei.co…

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)

ジュラシック・ワールド/炎の王国 (小学館文庫) 作者: マイケルクライトン,坂野徳隆,スティーヴンスピルバーグ,コリントレボロウ 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/07/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る フアン・アントニオ・バヨナ…

『バリー・シール』(2017年)

バリー・シール/アメリカをはめた男 (2017) (字幕版) 発売日: 2018/02/21 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログ (1件) を見る ダグ・リーマンの『バリー・シール』を観る。副題は「アメリカをはめた男」。原題は『American Made』。 1970年代にトム…

『イベント・ホライゾン』(1997年)

イベント・ホライゾン (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る ポール・W・S・アンダーソンの『イベント・ホライゾン』を観る。 宇宙開発が進み、人類が当然のように宇宙に進出している西暦2047年において、7年前、…

6月の振り返り(Stairway 6)

ほとんど非活動的かつ非生産的な日々を送るような気がしてならない。それはうだるような暑さの訪れを前にして、もう何もやりたいことなどないし、そもそもやりたいようなことなど人間の本質としてないのではないか、ということを思ったり思わなかったりする…

身体のメンテナンス

先月は延々と対象不良に悩まされた挙げ句に仕事上のトラブルが相次ぎ、業務運行について現行スキームを見直す必要が生じたところで、しかし体調が悪い、何もしたくない、誰とも飲みに行きたくないという状態に陥った。その陥穽はあるいはバイオリズムとでも…

5月の振り返り(Stairway 5)

個人的なことから始めるが、5月は仕事が忙しく、体調も悪いという月だった。さらに運気も悪いといった案配で、五月病というのはこういうものなのかと思いつつも、5月期のニュースを振り返ってみても、いいものはないような印象が残ってしまった。 先月から続…

『レディ・プレイヤー1』(2018年)

【映画パンフレット】 レディ・プレイヤー1 出版社/メーカー: ワーナー メディア: この商品を含むブログを見る スティーブン・スピルバーグの『レディ・プレイヤー1』を観る。 2045年、地球環境は荒廃し、人々はマーク・ライランス演じるハリデーとサイモン…

4月の振り返り(Stairway 4)

新しい年度が始まった。例によって年度末から異動や経営計画に基づき、新たな体制となることで忙しい時期である。そして政治状況については先月から引き続き、正統性を揺らがせる出来事が相次ぎ、また世界的な潮流でもある#me too的な、セクハラによる告発も…

『キング・アーサー』(2017年)

キング・アーサー [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 発売日: 2018/02/21 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る ガイ・リッチーの『キング・アーサー』を観る。 イングランド王のエリック・バナ演じるユ…