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セカンドPCとして充分すぎるVivobook E203NA

経緯

 思えばASUSのEeebook X205TAをメインPCとして一時期使っていたのが間違いだったのだろう、その後、Surface Pro 4を購入し、その性能やデザインに全面的に満足しつつも、2 in 1という取り回しがクラムシェルよりも、殊の外、微妙な瞬間があるのだ、ということを思い知らされることが多々あった。

購入

 最初はこれよりも性能を落として値段も安い2GB/32GBを購入しようかと思ったのだが、Eeebookの失敗を踏まえ、メモリ2GBの購入は止めた。実際メモリ2GBは「最低限よりさらに下」のレベルでしか使えず、取り回しの便利さよりも苛立ちの方が募る、という最悪のケースなのであった。

結果

 そんなこんなで4GB/64GBのモデルを購入したのだが、これが大正解だった。もちろんメモリ4GBに満足しきっている――というわけではないのだが、メインがSurface Pro 4であるため、簡単な文書作成とブログ更新、EvernoteTwitter、あるいはChromeによるブラウジングなどの簡単な作業をこちらで行っている。

 何よりいいのは安価であることで、容赦なく取り回すことができる、ということで、以前は少し席を離れるのにもひやひやとしているチキンっぷりから解放された、ということだけでも嬉しいのだった。

 また、ASUSのキーボードはとにかく打ちやすい印象があり、小説執筆の際の打鍵が捗ること捗ること!

 そんなこんなで大満足の一品だった。

余談

 余談だが、起動後のWindows Update地獄はその他のレビューでも触れられていることだが、とにかく時間がかかる。私の場合は同時にATOKを初めとするさまざまなアプリをインストールしていき、またアンインストールも同時並行的に行っていったので、遅々として進まなかった。この辺りは4GBの辛さが出ていたかと思う。

 終われば、8GBや16GBよりは格段に処理速度は落ちるものの、2GBの遅すぎてイライラしか募らない状態よりは格段にストレスフリーな状態で作業を行うことができるのだった。

 ちなみにEeebookの2GBの場合、ATOKの変換で、遅延が発生していたくらいだったので、さすがに文章を入力したい私からしてみれば、あまり役に立たない代物となる。

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 記事執筆後、Android 7が来たため、タブレットPCとして完成された感のあるLenovoのYOGA BOOKのレビュー。

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